オートメーション機器を使用して、紙折、糊付けをする封筒は、紙の大きさがわずかでも違うと機械が動かなくなり、コストがかかります。当社の封筒用抜型は、一回のプレスで、一番上から一番下の紙まで1ミリの誤差なく400枚~500枚の紙を打ち抜く切れ味と、数十万枚~150万枚の紙を打ち抜く耐久性を併せ持った抜型を製作します。
切れ味と耐久性を併せ持った紙を打ち抜く刃物を製作するのは、とても難しいものです。
水焼きの刃物で、紙を打ち抜こうとしたら、見た目にはヒビが入っていなくても切り口が悪く、切れ味が直ぐに落ちてしまい、刃こぼれもしやすいのが特徴です。また、ドイツ製の抜型は焼きが甘いので再研磨した場合、紙と機械の圧力に刃物が負けてしまい、上と下の紙の誤差が出ることがあります。当社の紙を打ち抜くために開発された手作り鍛造抜型を是非一度使ってみてください。
切れなくなったら再研磨することで、当初の切れ味にできるのも、特徴のひとつです。
世界中どこを探してもハガタ屋にしかできないものです。ハガタ屋の技術を使って、新しい製品に取り組み、世界に通用する付加価値の高い高品質のモノづくりで元気を取り戻して欲しいと思います。