物性引張強度試験に使うダンベル試験片や短冊試験片などの形状に素材を打ち抜く試験片打抜き刃の製作できます。JIS、ASTM、DIN、ISO、BSなど全ての規格に適合した抜型の製作が可能です。
こんな切れそうな抜型を見たことがない!触れたら切れそうで怖い!カッター刃の交換時や素材抜き作業中に手を切りそう!カッター刃の交換に時間がかかり面倒だし会社の方針として怪我に対してうるさい!小さい試験片打抜き刃を作る会社がないのでカッターナイフで切っているが危ない!などのユーザー様の声を形にしました。
・刃や素材に直接触れることなく打抜いた内外素材の剥離掃き出しが可能
・打抜き時の刃下降による刃外周素材の浮き上がり逃げを押さえ、試験片の正確性を強化したダイセット型タイプにもハンドプレス用と機械プレス用があります。
・抜刃を落とした時の刃欠け防止
・抜き刃の下に手を差し入れてプレス機を下げない限り手を切ることはほぼ考えられません。
(※ユーザーさんがガイド調整などをした場合は除く)※特許出願・意匠登録申請済
アラミド繊維、炭素繊維、ナイロンなど高機能繊維が混入された硬度94-98ゴム打抜き用、デルフト型、極細1.5mm巾とか小さい刃物も製作できます。お問い合わせはこちら
打抜いた素材の評価試験をすると数値がバラバラでどれが正しいのか分からない!抜いた素材の断面が荒れて傷になっている!刃こぼれや刃の欠けが激しい!鋭角の部分が小さく丸になっている!との話をよく聞きます。
左下の画像はユーザー様より頂いたゴムの打抜き裁断面の比較です。素材裁断面が滑らかで数値のバラつきが少ない、試験評価数値が他社抜刃より5-20%高くなると好評です。
右上の画像の中央部分で『くの字』に曲がった90°直角の頂点が尖った角になっているのが規格として正解です。
機械加工で製造したカッター刃やトムソン刃やスェーデン鋼刃など薄い刃を角に曲げる、折り曲げる、ネジを用いてベース金型に締め付けて曲げると角は小さい丸になり、一般的に素材は破れにくくなるとされていますが評価試験においては規格外ではないでしょうか。当社の打抜き刃では角がキッチリとした90°角になっており、当社は妥協を許しませんし世界で恥ずかしくない試験片抜き刃を作ります。
刃先の鋭さは手仕事の仕上げが、この切れ味を作り出しています。全ての素材、一般消費財においては同業他社製品より優位性.差別化を図るには数字で見せることが分かり易くより効果的です。御社の製品検査部・分析・解析部門への御紹介をお願いします。ご連絡はこちらから!
高機能繊維、新素材、異種接合複合材、粘りのある多層フィルム、3-10mmプラスチック板など、硬く厚みがあると切れない!刃が曲がる!膨れる!狭まる!素材に刃の筋目が入るだけで切れない!刃の合わせ目に素材が詰まる!すぐに切れなくなるので頻繁に刃の交換が必要で時間がかかる!鍛造刃でありながらよく刃こぼれがする!再研磨・修理が出来ない!などの話をよく聞きます。Pickup Newsにも掲載している様々な素材に対応した打抜き実績と経験。
対象素材と重ね枚数にもよりますが、再研磨はゴム試験片打抜き刃納入2年半で一度もなく切れ味と耐久性は実証済み。また、紙やフィルムや不織布なら300枚を重ねて一回で打ち抜ける、上質紙なら再研磨なしで300万枚は切れるとのこと。切れなくなったら何度でも再研磨や刃こぼれ修理可能なのも職人の手仕事ならでは。食品などにはステンレス製の試験片打抜き刃の製作もできます。
打抜く素材によって抜刃の強度や刃先の仕上げなどが違うので、いくつかグレードをご用意しています。
■Ultimate標準抜き刃-刃先の仕上げは1μ日本刀並みで、柔らかい物から硬い物まで。
プラスチック、多層フィルム、高硬度ゴム、硬質ウレタン、硬質塩ビ、PA66、特殊紙、薄い鉛板、アルミ板、ゴムの中に繊維が入っている物など広範囲の素材に対応できます。
■Ultimate S-2抜き刃-刃先の仕上げは1μ日本刀並みで、より強度と靭性を上げて継ぎ目も無い抜型。
標準タイプ抜き刃で抜きにくい場合に。
■Ultimate S-3抜き刃-複数の日本国内特許と米国特許(喜岡達個人)を取得し独自のノウハウが凝縮した抜型。
CFRP、AFRP、KFRP、DFRP、ZFRP、BFRP、GFRP、など特種なFRP&FRTP製品や金属繊維、アラミド繊維、カーボン繊維、炭化ケイ素繊維、ボロン繊維、ザイロン繊維などの高機能繊維積層品から、ゴムや樹脂に混入された厚さのあるものまで。打抜きたい素材に適合する抜型刃物と打ち抜く方法などは御相談ください!
日々進化する高強度・高機能な難素材・複合材なども打抜けるのは、ハガタ屋の鍛造火造り試験片打抜き刃です。
お問い合わせはこちら
標準品だと思って使っていたが講習会で鍛造刃(火造り刃)が有ることを知った!鍛造刃だと勧められたが刃の欠けが多い!試験片鍛造刃を他社で何度作り替えても精度が出ない!鍛造刃なのにケブラーが切れないで刃先がガタガタになった!刃について質問をしてもはぐらかされてしまう!抜き刃についてのアドバイスも答えもない!刃物を売っていながら刃の知識がない!などの話を聞きました。
試験片打抜き刃はもちろんのこと医療用パリソンカット用インコネル熱刃、航空機用ゴムパッキング抜き刃は、機械加工で精度よく作られますが最後の刃付け作業は当社が受け持っており、自動車プラスチック部品(スズキ(株)指定工場)の3D抜き刃も製造 どちらも高精度を求められます。工場現場で使う抜型刃物の形状や大小は問いません。抜刃・抜型のご相談も受け付けており抜型刃物製造一筋58年(2021年現在)の経験と多様な素材に対する抜刃研究、多くの特許を持つ実績から御指示頂けましたらどのような御要望にもこたえられます。
■試験片打抜き刃納入実績
(一財)化学物質評価研究機構[CERI]、(株)住化分析センター、三井化学(株)、三菱ケミカル(株)、デュポン(株)、住友ゴム工業(株)、信越化学工業(株)、横浜ゴム(株)、住友理工(株)、積水樹脂(株)、アキレス(株)、特種東海製紙(株)、旭化成(株)、出光興産(株)、宇部興産(株)、バンドー化学(株)、マツダ(株)、大和紡績(株)、(株)大塚製薬工場(株)、JFEケミカル(株)=ケープラシート(株) etc
(順不同、敬称略)
試験片打抜き刃単体からハンドプレス機取付け治具付きや手打ち・油圧・空圧・平盤プレス機で打抜く仕様など、ハンドプレス機とセットでの納入も可能です。
ものつくりで製品の高品質と差別化を図るために是非とも御検討をお願いします。ご相談はこちらから!
なお左画像にあります通り、一番内側の黒い実線で示すダンベル形状の打抜き刃物で意匠登録が確定し権利が発生しております。
意匠権者は喜岡達となっていますので 火造り刃、鍛造刃、スウェーデン鋼刃、トムソン刃、機械加工刃、ピナクル刃、彫刻・腐食刃、などで製造しようとする場合は情報収集をし御注意をお願いします。また ダンベル抜刃を発注する側としても十分に御注意をお願いします。
ご相談はこちらから!